第8回 やさしい写真の会・写真展
「ふるさとの古城を撮る3」
「古城を撮る展」は、平成27年度、30年度に続いて今回で3回目になります。岡山県の古城36城、神奈川県1城を展示します。できるだけまだ発表してない新しい城を中心に選んでみましたが、前回までと重なる城もあります。
日時:令和5年3月28日(火)〜4月2日(日) 午前9時〜午後5時(最終日は午後4時) 場所:倉敷市立美術館・第1展示室 電話 086-425-6034 |
私たちのこの故郷には、ひと昔前には山や平地にたくさんの城が築かれていました。岡山県全体で1126城、うち備中442城、備前278城、美作406城が県の調査で確認されています。
私たちの住むこのふるさと備中・備前地方は、東西南北から入ってくる諸勢力がぶつかり合う天下分け目の戦いの行われた激戦地でありました。そのため要所となる山や平地にはたくさんの戦略的な城が築かれました。一所懸命という言葉があるように、当時の武将にとって土地ほど大切なものはありませんでした。城を取ることはその領地を手に入れることで、これほど命を懸ける大切な重要なことはなかったのです。
|
|
|
「備中松山城」西井明生 |
「北条早雲像・荏原駅」摩利支天 |
「亀迫城」山上高人 |
中世までの古城は、戦国時代以降建てられた天守閣のあるような立派な近世の城ではありません。石垣をあまり使用せず、地面を削り土を盛り築城する土の城です。しかし、その大半は近世初頭(江戸時代初め)の徳川家康の一国一城令で廃城になりました。そのため、城跡のほとんどには建物はなく、掘は埋まり土塁が崩れるなど、人の手や自然の力によって元の姿は失われ、今ではただの山や畑にしか見えないことが多くなっています。
ここに展示したのは、こうした今は姿のない城で、城があったと思われる痕跡を撮ったものです。国取りに命をかけて城を築いた領主たちの気持ちに思いを馳せながら、忘れ去られようとしている故郷の宝古城に向けてシャッターを切りました。
キュレーション 山上高人
主催 やさしい写真の会
やさしい写真の会・田辺淑子 TEL 086-525-3686 〒710-0252岡山県倉敷市玉島爪崎225-1 メール ysk@koojin.com |